豊洲の水辺で遊ぶ   ~武器はSUP~   

水辺に囲まれながらも『陸』と『水辺』が断絶された地元豊洲。豊洲を拠点に、もっと水辺と触れ合える機会や場所を作る為のゲリラ活動ブログ。

おやじの子守り

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こんにちは、Daiです。

 

 

 

 

学生時代の友人で海の冒険家ヤー君。「潜れる海があれば死なない」という最強おやじなのですが、彼の息子が通う幼稚園の「おやじの会」主催「おやじのこもり 夏スペシャル」なるイベントに先日、誘ってもらいました!

 

 

 

 

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 ▲このチラシ、めっちゃイカします!

 

 

 

 

今回は、ペットボトルや発砲スチロールといった「ゴミ」で筏を作り、逗子の東西を流れる田越川を新逗子駅から逗子海岸まで、子ども達と一緒に冒険をしようという企画。これはガゼン楽しそう!と、SUPを担いで4歳の息子と共にすっかり馴染みになりつつある逗子へ。

 

 

 

 

逗子は、海、山、川の豊かな自然がコンパクトに収まる魅力的な街。何気に豊洲から車で1時間もかからずに行けちゃうんです!

 

  

 

 

参加にあたり、息子に「ペットボトルで舟を作って海まで行こうぜ!」と投げかけると、「そんなのできるワケないじゃん!」と言ってまして(笑)「見てろよ~」とますます楽しみに。

 

 

 

 

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およそ20組の家族で準備した「ゴミ筏」は、なかなか立派で浮力も十分にありそう。干潮の時間を目安に皆で田越川へ降り、1㎞以上先にある逗子海岸の河口を目指します!

 

 

 

 

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筏のみならず、ライフジャケットもペットボトルで手作り!皆、それぞれ思い思いに作ったライフジャケットは、形状が見事にバラバラでなんとも微笑ましく(笑)

 

 

 

 

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水深が出てきたところで、いよいよ筏の出航!子どもが乗ってもちゃんと浮きました!!子ども達は、筏チーム、カヤックチーム、SUPチームを交互に入れ替わりながら田越川を下ります。

 

 

 

 

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 ▲チビちゃんSUPチーム!

 

 

 

 

筏は何度も分解しそうになりながらも応急措置で踏ん張ります!子ども達も、暖かい川の水に「お風呂みたい~」とはしゃぎ、「すげー魚!魚!」「水がしょっぱくなってきた~」と大興奮。おやじ達も子ども達に負けず劣らず、皆いい表情!

 

 

 

 

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 ▲オーストラリアから日本まで単身シーカヤックで冒険してきたスーパーおやじもゴミ筏にはしゃぐ!

 

 

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 ▲「スタンドアップゴミイカダ!通称SUG!」カッケー!!

 

 

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 ▲息子もドヤ顔!

 

 

 

 

進むペースがゆっくりだったこともあり、逗子海岸の河口まで行くのは ちょっと難しいかもね、とおやじ達で話をしていましたが、SUPチームのチビたちに「海まで行きたい人~?」と聞いてみると、皆「はーい!!」と元気な返事にビックリ。

 

 

 

 

適宜、水分補給や休憩をはさみながら、皆、無事に逗子海岸河口の砂浜まで到着!!すると、子ども達はさらに元気に遊び始めるという(笑)おやじ達のほうが疲れていたりして。

 

 

 

 

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 ▲SUPを「砂舟」にする遊び!?にみんな夢中!

 

 

 

 

「自然で遊ぶのにルールはいらない。足元の自然で、身近なモノを使っていくらでも遊べる!」という今回のテーマ。逗子在住のおやじの方でも田越川に入るは初めてという方も。もしかしたら当初「川は汚いのでは!?」「キケンでは!?」という思いを持たれた方もいらっしゃったかもしれません。

 

 

 

 

ヤー君の考える自然遊びの前提は「多少のケガをすることもある!」「水に触れてお腹を壊すこともある!」ということ。

 

 

 

 

それでも、自然遊びを通じて「普段使わない脳みそが活性化され、キケンを回避する方法や知恵が勝手に身に着いていく」のですね。キケンをキケンと実感する前に過保護にしたところで軟弱になるだけ!

 

 

 

 

 当初「いやいや〜」「コワい、コワい」と嫌がっていた子どもが、遊んでいるうちにみるみる表情が変わる様子を見ていると、コレは確実に脳みそが刺激されてるなぁと私も実感します。

 

 

 

 

ちなみに今回の企画では、ヤー君をはじめ、ライフセーバー経験もある海のエキスパート、ナガイさんといったおやじ達(おかんも!)が目を光らせていたからこそ、子ども達が安心して楽しく遊べたという背景があります。単に子ども達に無茶をさせていたわけではありません(笑)

 

 

 

 

これってまさにバランスだと思うんです。もしかしたら子どもがケガをすることがあるかもしれません。でも、子ども達にとって、キケンと安全のギリギリのところに発見や興奮があったりします。そんな自然という用意された遊び場ではないからこそ得られる感覚があるということをちょっとだけ遠くから見守って、ちょっとだけでも感じて欲しいなと。。。

 

 

 

 

そのバランスを見極められることが、イカすおやじの「たしなみ」だな〜と改めて実感。

  

 

 

 

私自身、好き勝手に遊んでいるように見えて、実はそんなことを考えているのだよ!と声を大にして(嫁に)アピールしたくなったりして(爆)

 

 

 

  

PS: 今回、わたくし、序盤に思いっきり川の苔に足を滑らせ、脛に傷を負いました(苦笑)でもそれすら新たな体験!?として何故か楽しく「海水につけておけば治るっしょ!人間の治癒力をなめるなよ!」と勇んでいました。しかし、翌日あまりの痛さに会社を早退して病院に行ってるという始末(爆)まだまだ修行中の身ですわな。

 

 

 

 

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▲この日、息子も遂にSUPデビュー!ちょっとずつ逞しくなってきて、オヤジもうれしいぜっ!!