豊洲の水辺で遊ぶ   ~武器はSUP~   

水辺に囲まれながらも『陸』と『水辺』が断絶された地元豊洲。豊洲を拠点に、もっと水辺と触れ合える機会や場所を作る為のゲリラ活動ブログ。

男海祭り

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こんにちは、Daiです。

 

 

 

 

2年前の夏の終わり、石垣島でネイチャーツアーを開催する「ちゅらねしあ」を営みながら、シーカヤックひとつで世界の海を冒険をしてきた友人ヤー君が、関東に戻ってくる!ということで、学生時代の仲間達と三浦半島、油壷にあるヤー君の「基地」に集まったのでした。

  

 

 

 

その日、アラフォーおやじたちは、日中シーカヤックに乗り海で遊びまくり、夜は学生時代さながらのアツさで男同士飲み語らう!という基地での時間に完全に魅了されることに。

  

  

 

 

それがキッカケで、私自身「SUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)であれば地元の豊洲の運河でも遊べるんじゃないか!?」と思い立つに至り・・・

 

 

 

 

地元の運河や海でのSUPにもすっかりハマり、油壺の基地へもちょいちょい通うようになったのでした。

 

 

 

 

ただ仲間たちで油壺に集合するのは、前回、悪天候により中止になったこともあって、少々ご無沙汰になってしまっていたんですね。

 

 

 

 

これからの夏の時期、ヤー君は何かと引っ張りだこ。秋までは集まれないかな~と思っていたのですが、梅雨の週末、ピンポイントでヤー君の予定を抑えられることに!

 

 

 

 

皆、自分が味わったその興奮もあって「子どもも連れて行く!」「友人も連れて行く!」といった感じで、もはや何でもあり!?で楽しんじゃおう!という「男海祭り」が決行の運びとなったのでした。

 

 

 

 

猫の目のように変わる梅雨の天気予報の中、直前まで天気がヨメなかったものの前日の夜に雨は止み、週末は天気に恵まれそうな気配に!

 

 

 

 

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各自さみだれに現地に集合し、水辺で自由に遊びます!

 

 

 

 

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▲エビ、カニ、魚を捕獲!そして生きたままのエビをパクっと(爆)

 

 

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▲お手軽に海で遊べるSUPも大活躍!

 

 

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▲食パンをトンビに投げ「餌づけ」!という斬新な遊び

  

 

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▲基地の「ルーフトップテラス」。オシャレでしょ(爆)

 

 

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▲おやじ達は奇声をあげながら花火の上をジャンプ!

 

 

 

 

もはや「おやじ」「子ども」関係なしに遊びまくっている感じがサイコーなわけです!そして、夜はもちろん、お酒を片手におやじ談義に花を咲かせます!

 

 

 

 

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この夜の宴に参加するために杉並から車でやってきて、運転があることからと飲まずに2時間後に帰ったイケポンはスゴい(笑)

 

 

 

 

子どもたちもあれだけ遊んだのにも関わらず興奮して24時近くまで起きています。我々も毎度尽きない話をしながら、さらに夜は更けるのでした。。。

 

 

  

 

 

 

 

 

翌朝、テントに泊まった我々は、梅雨とは思えない快晴の天気に起こされます!

 

 

 

 

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▲正面には富士山!

 

 

 

 

そして、皆が心待ちにしていたシーカヤック開始!!

 

 

 

 

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すると、子ども達は自分1人でやってみたい!って言うんですよね。

 

 

 

 

しかし、うちの息子はまだ5歳で今回最年少の年長さん。おやじは「さすがに。。。」と思いきや、ヤー君によるカヤック指導が行われ・・・

 

 

 

 

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まさか、息子が1人でシーカヤックを漕げるなんて!おやじは感激してしまいましたよ。ホント(嬉)

 

 

 

 

そして、疲れた体を癒すべく全裸で砂浜デトックス!

 

 

 

 

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一度全裸になると、もうその快感はクセになるようで。。。

 

 

 

 

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 ▲裸族たち

 

 

 

そして、子どもたちも一緒に沖まで冒険に出発!

 

 

 

 

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子どもたちは、皆ヤー君が大好き。そして覚醒するんです!ヤー君の言葉を借りるとそれは・・・

 

 

 

 

危ない、怖い、気持ち悪い、に自力で触れてみて、失敗とその先の広がりやワクワクを実感する。そんな生きることと直結する成功体験を海や山が用意してくれるから。

 


街では「誰かに勝つ」「成果を出す」といった学びの種類が多いだけに、その子の持つ細胞レベルのポテンシャルは発揮されにくいし、心もすり減りがち。

 


大人は「死なない段取り」だけ気をつける。そして、その子の心を強制せずに「のせて」あげて、あとは出来るだけ何も言わず、やらせることが大事なんじゃないかな。。。

 

 

 

 

私自身、小学生ぐらいまでの自然遊びの原体験が結構あり、またその記憶を明確に覚えています。

 

 

 

 

記憶に刻まれるような体験(その多くは自然に関わったり、自ら主体的に行動したこと)は何らか人格形成に影響すると思うんですね。

 

 

 

 

子ども達に「たくましく育ってほしい」という想いもあり、我が家でも習い事をはじめとした様々な機会や体験を与えています。

 

 

 

 

でも、実は「たくましく育てる」為に「何か」をするのではなく、本来、人としてあるべきコトを自然の中でしていれば、当たり前のように「生きる力」が養わられ、「たくましく育つ」という考え方が大事なのかなと。

 

 

 

 

なんとなく見失いがちな 「人としてあるべきコト」。

 

 

 

 

幼少期の子どもたちにとってのソレとは、あるがままの自然の「食べモノ」かもしれないし、ぐっすり十分に「寝るコト」かもしれない。そして、自然の中でおもいっきり「遊ぶコト」なんじゃないかと!

 

 

 

まさに、「くう!ねる!あそぶ!」

 

 

 

 

「子どもの将来の為に」と肩ひじを張らず、おやじも無心になって自然の中で一緒に食って、寝て、遊ぶ。そうすれば、勝手に「たくましく生きる為の土台」ができるんだろうな、なんて思ったのでした。

 

 

 

 

おやじはそれを信じているよ! 

 

 

 

 

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