こんにちは、Daiです。
インドネシアでの「特攻野郎サーフトリップ」。今でも余韻に浸るほど楽しかったのですが、実は思い返してみると最悪な事件からスタートしていたのでした。
それは、現地に着いた初日の午後に行った海での出来事。
▲ムスリムのご婦人たちも海遊び(笑)
私以外の仲間たちは皆ショートボード。彼ら「特攻野郎サーファーズ」と一緒に私もSUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)サーフィンにチャレンジしようとしていました。
波がブレイクするポイントまで、両腕でパドリングをしなければならないショートボードに比べ、立ってパドルを漕げるSUPはゲッティングアウト(沖に出ること)がかなり楽。そんなわけで調子に乗っていたのですが。。。
現地の波が想像以上にデカい(苦笑)
持参したインフレータブルという空気で膨らますタイプのSUPボードは、大きくて浮力があることから小波でも乗れる!という楽しみ方はあるものの、ボード自体は分厚く基本的にサーフィンに向いていません。しかし、ワイキキでも乗れたし大丈夫だろ!と甘くみていたのでした。。。
というか、そもそも私のサーフィン技術では特攻野郎たちが乗っているポイントでは全く乗れやしないという(苦笑)
そんなこんなで波に乗ろうと試みては、巻かれまくって死にそうになる!という、お約束のサーフィン洗礼(苦笑)
悪戦苦闘しながらふと我に返ると、パドルに装着していたGoProが外れてるやんけ!!
マジか~
もともとマウント(GoProを装着する器具)のネジがちょっとだけバカになっていたんですが、まさか外れるとは(悲)
若干凹みつつも「ま、そんなこともあるわな。。。」と気を取り直して、ふたたび修行のように波に巻かれまくります(苦笑)
最終日までには特攻野郎たちと一緒に波乗りを楽しめることを目標に気合を入れていると。。。
突然、SUPが真っすぐに進まなくなります。
まさかっ!?
そーです、ボードの裏側にあるフィンが外れてしまったのでした。。。
これはキツい(泣)
しかもまさかのサーフトリップ初日の出来事。明日から「俺、どうしよう。。。」と途方にくれます。。。
特攻野郎たちは、貸切状態の波でのサーフィンにひとしきりご満喫。テンション高めでビーチに戻ってきました。
失意に打ちひしがれた私は、そんな皆の雰囲気に水を差さないようショックを隠しカラ元気で出迎えるのですが。。。
「Daiちゃん、マジっ!?」
皆心配してくれて、余分に持ってきていたショートボード用のフィンを譲り受けつつ、半分、ネタな感じ(苦笑)になりながら、
「コレ、接着材でガッツリつけちゃおうぜ!」
「いや、ドリルだろ~ドリル!フィンボックスにドリルで穴開けて、ボルトで締めるしかなくね!?」
「Daiちゃん、いよいよショートやるか!?」
といろいろ検討してくれます。凹んでいる私はその心意気だけでうれしい(苦笑)
しかし、どう考えても日本のホームセンターのようなところは存在しなさそうなこの地。どうしたものかと思いつつ、ホテルへ戻る道すがら立ち寄った食料雑貨店である「ブツ」が目に飛び込んできました。
それは・・・
「水切りワイパー(床用)」
瞬間的に「ワイパーの黒いゴム」が使えるんじゃねーか!?と思い立ち、店頭のソレを手に取ってSUPのフィンボックスにあてがってみると・・・
これは、イ・ケ・る・くさい♡
ホテルに戻るやいなやゴム部分をナイフで切り、フィンボックスに入れてみると・・・
コレがいい具合にキツい感じで(笑)
▲動かないよう後方にもハメ込み(爆)
ばっちりやんけ!
翌朝、現場にてガムテープで補強!!
完璧!
ということで、この奇跡の「手作り水切りワイパー(床用)フィン」のお陰で、翌日以降も無事にSUPを楽しめたのでした!!