こんにちは、Daiです。
先日始めた、豊洲近辺の運河でSUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)をしてみたい方にガイド&同行させて頂く「クレイジーSUPクルーズ」。
マニアックな企画!?ということもあり、 そうそうリアクションは期待していませんでしたが、ブログを読んで頂いていた江東区東雲(しののめ) 在住のSさんより、お申込みを頂きました!
Sさんは、たまたまショップで見かけたツーリング用ボードを、 SUP未経験ながらも衝動買いされたというツワモノ(笑)。オールラウンド用のボードに比べるとやや不安定な形状なので、 慣れるまで苦労されたことかと。。。
そして、いつかは東雲から職場がある港区田町までSUP通勤! ?をしてみたい!という野望をお持ち(笑)
当日の天候はさほど風もなく、まずまずのコンディション。Sさんのご経験を踏まえ、安定した水面のコースを優先する事に。
ただ、水面から自宅マンションを見上げた時の感動を味わってほし い!という想いもあり、風と波の状況をみてSさんお住まいの東雲のタワーマンション群を目指そう かなと。
「柵越え」(笑)からの水辺へのエントリーを無事に済ませ、Sさん初めての運河SUPクルーズ。物静かなSさんですが、早くも運河SUPに興奮して頂いている様子です。
▲汐浜運河を進む!
しばらく運河を進むと小岩駅からのJR貨物線の終点「越中島貨物駅」横にある、「東京レールセンター」のクレーンが。
▲越中島貨物駅という名前ですが、場所は塩浜です。
東京レールセンターでは短いレールを溶接でつなぎ、長くして関東全域に供給しているそう。ちなみに1989年に廃止になるまで、この貨物駅から豊洲や晴海まで東京都港湾局の貨物専用線*1がつがながっていたんですよ!
汐見運河に入っていくと「撮り鉄」もうらやむ!?撮影スポット。京葉線越中島駅から潮見駅手前のまさに地下から地上に出てくるところ!
▲フェイントで京葉線じゃないし!房総半島への特急列車。
そして、この周辺にはまさかの造船所があるんです。
海上保安庁や警察庁をはじめとする官公庁の船艇を軒並み建造されている隅田川造船。大正2年創業の100年以上の歴史がある日本初の洋式船工場です!
そもそも豊洲はIHIの造船所跡地が再開発され発展してきた街。水辺の産業で賑わっていたその歴史は、今もその周辺エリアで脈々と受け継がれているですね~。
お隣の木村造船所では、建造中の船を発見!
▲レールをばしゃ~んと降りてくる進水式、見てみたい!
そして、水面が安定している事もあり、Sさんの地元東雲タワーマンションへ向かうことに。
辰巳運河と東雲運河、豊洲運河が交差する5差路は、東京湾マリーナや夢の島マリーナも近いことから船舶の交通量が多いので要注意。
周りをよく見渡して一気に渡ります!
すると。。。ドーン!
さらに、ドーン!!
Sさんにとっては見慣れた景色ながら、いつもと違う「水面からの視点」を堪能してもらえたと思います。
ちなみに東雲には、かねがねずっと気になっていた水辺があるんです。
東雲水辺公園の裏側。ここは広くて緩やかな階段状の段差があって、水辺で遊ぶには絶好の場所。
水質もキレイ。ちょっと整備するだけで魅力的な憩の場になるかと!!
がしかし、いつも水面からしか見ていなかったので知らなかったのですが、地上からみてみるとやっぱり残念なお達しが(苦笑)
▲なんなんでしょうね、コレ。。。
本当にしつこいんですが(苦笑)東京都はお台場と豊洲に水陸両用バス用スロープなんぞを作るお金がある*2なら、この水辺を地元住民を中心に親しめるよう整備・解放したほうが100万倍価値があると思います。
ここが人工砂浜になればサイコーなのに。。。近隣マンションの資産価値も上がること間違いなし(笑)
と、いつも遺憾千万の思いで、ここを通過しています。
▲水門工事の警戒船の皆さんもSUPに興味深々
そして、いよいよ最終目的地の東京ゲートブリッジへ!
その前に、もう1回「撮り鉄!」
▲りんかい線の皆さん、こんにちは!
さらに、「撮り船!!」
ついでに、 「撮り航!?」
そして、ドーン!
SUPでこんなところまで来る奴はいないだろうなと我ながら思います(苦笑)
でも、手軽にできる自宅のそばでのちょっとした冒険。これって幼き日のワクワク感と全く同じ(笑)
あの気持ち、おっさんになっても忘れたくないと思います!