こんにちは、Daiです。
SUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)を始めて以来、東京湾臨海部や内陸部の運河や河川については大概開拓してきたんですが、「あそこ」だけはあえて行かなかったんです・・・
そこは、プレジャーボートやクルーザー、ヨットが多数係留されている夢の島マリーナと東京湾マリーナが隣接している「砂町運河」周辺エリア。
東京湾臨海部でSUPをするにあたり、注意しなければいけないのは「風のコンディション」と「動力船との接触」。
特に水辺の新参者であるSUPは、動力船の皆さまに対し謙虚な気持ちでマナーを守ることが今後の水辺利用の為に非常に重要だと思っています。
そんなわけで、わざわざ動力船がひしめく「あそこ=砂町運河」周辺へは近づくべきではないと考えていたのでした。
アレを見つけるまでは・・・
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SUPクルーズのコースを考えるとき、まず最初にすることは「google Map」で現場の確認。
さらに衛星写真に変換すれば、リアルな状況が把握できて超便利!もう眺めているだけでイマジネーションが湧いちゃいます。
そんなある日、たまたま「砂町運河」周辺の衛星写真を眺めていると・・・
む。。。なんだコレ!?
船舶でもないし、工事の様子でもない。
「google Map 3D」で見直すと・・・
船が沈没してね!?
しかも、なかなかの朽ち果てっぷり・・・
東京のど真ん中に古びた沈没船!
これまでSUP中にいろいろな景色に遭遇しましたが、沈没船を目にしたことありません(苦笑)
コレは検証しに行かねば!と開拓魂がうずいたのでした。
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当日は晴天ながらも風速4m/sの予報。体感的にはもうちょい強めに感じます。
普段はフラットな水面も向かい風でこの通りのざわつき。
なかなか萎えます(苦笑)
進行方向が変わるとゆるやかな追い風に。
動力船の航行が多い「砂町運河」を、タイミングを見て一気に縦断!
すると、強い追い風と共に水面が荒れ始めます。
「沈没船」はこの先の水門を抜けた東京湾にあるはず。
しかし、沈没船を確認した後、このコースを戻るとなると、思いっきり「向かい風」になるのでできれば避けたい。。。
一方、帰路を東京湾経由のコースどりをした場合、海面状況は想像するしかない。
風が吹いている方角と風を防いでくれるであろう護岸を踏まえ、仲間のパドル力を考慮し・・・「行ける!」と判断。
いざ、沈没船を目指します!
追い風に乗りながら水門といくつかの高架下をくぐり抜けると・・・
「さっきまで何だったの!?」と言いたいぐらいの落ち着いた水面に。
ちょっと想定外(苦笑)
そして、現場に到着!
その視線の先には・・・
おお~、沈没しとる!
まるで映画のセットみたい。
コレ、放置しておいていいのでしょうか(苦笑)