豊洲の水辺で遊ぶ   ~武器はSUP~   

水辺に囲まれながらも『陸』と『水辺』が断絶された地元豊洲。豊洲を拠点に、もっと水辺と触れ合える機会や場所を作る為のゲリラ活動ブログ。

東京湾を『守る人々』

f:id:bigstrategy:20161024171840j:plain
 
 
 
 
こんにちは、Daiです。
 
 
 
 
SUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)を始めるまで、ほとんど馴染みのなかった「海を守る人々」
 
 
 
 
東京湾をSUPで浮いていると、さまざまな「守る人」に遭遇するんですわ。
 
 
 
 
ということで、今回はそんな、東京湾を日夜「守ってくれている人々」にフォーカスしてみたいと思います!
 
 
 
 

【守る人①】警視庁

f:id:bigstrategy:20161024165112j:plain

 
 
 
 

水上警察署は、主に沿岸部を管轄する警察署なんですが*1、東京の水上警察署は2008年3月末で廃止され、警視庁東京湾岸警察署の水上安全課に引き継がれたとのこと。

 
 
 
 
「水上安全課」の皆様は、薬物・銃器等の密輸や集団密航などの水際犯罪対策を行うと共に、水難事故者の救助、転覆・転落事故等の捜索等にも従事してくれているのです!
 
 
 
 
ということで、私が東京湾近辺で遭遇する警備艇は東京湾岸署の皆様なのですね。
 
 
 
 

f:id:bigstrategy:20161024171710j:plain

  ▲警備艇を操船する「女性海技職」は現在2名らしい!

 
 
 
 
「水上派出所」も東京湾岸署の管轄。
 
 
 
 

f:id:bigstrategy:20161024165241j:plain

 
 
 
 
ちなみに地元豊洲の「陸」を守ってくれているお巡りさんは、深川警察署の皆様。
 
 
 
 

f:id:bigstrategy:20161024172208j:plain

▲運河でのSUPを注意されているわけではなく、浮桟橋の活用について談話中!
 
 
 
 
先の水上派出所を陸から見ると、こんな感じなんですけど・・・
 
 
 
 

f:id:bigstrategy:20161024165433j:plain

 ▲「使用されてない感」満載なのですが。。。

 
 
 
 
もし、水上派出所の敷地に陸から誰かが潜入しようとしたら、駆けつけるのは「東京湾岸署」なのか?「深川署」なのか?どっちなのかな~!?なんて妄想したりして。
 
 
 
 
 もちろん、私は入りませんのであしからず(苦笑)
 
 
 
 

【守る人②】東京消防庁

f:id:bigstrategy:20161024174108j:plain

 
 
 
 
ニューヨーク市消防局の1万1千人を凌ぐ1万8千人の職員を擁した世界最大の消防組織である我らの東京消防庁!なんかカッケ―な(笑)
 
 
 
 
こんなのから↓
 

 

 

 

f:id:bigstrategy:20161025103633j:plain

 ▲船体をFRPで軽量化!高速航行可能な水難救助艇「しぶき」
 
 
 
 
こんなのとか↓
 
 
 
 

f:id:bigstrategy:20161025102923j:plain

▲海上約15mの高さまで伸縮する放水砲を持つ「すみだ」
 
 
 
 
こんなのまで↓ 
 
 
 
 

f:id:bigstrategy:20161025103015j:plain

 ▲シュノーケリングも身に着けている水上バイク
 
 
 
 
なんともサンダーバードを彷彿させるこの「マシン」感!?がなんとも男の子ゴコロが刺激されます。「特注」感満載ですよね。
 
 
 
 
造ってるとこ見てみたいっ!
 
 
 
 
 

【守る人③】海上保安庁

f:id:bigstrategy:20161025111739j:plain

 

 

 

 

そして最後は我らの海上保安庁(海保)!!

 

 

 

 

DAIGOっぽく言うと「KJH」だけど、ホントは「JCG」!!(※Japan Coast Guard)

 

 

 

 

またの名を「海猿」!!ひょ~カッチョえ~!

 

 

 

 

海保の皆様のお仕事は「海上での人命及び財産を保護、並びに法律違反を予防、捜査し、及び鎮圧する」こと。また、海での火災や航行の安全管理、海上からのテロに備えての警備なども担当してくれています!

 

 

 

 

ちなみに「海保」と「水上警察」って、違いがちょっとわかりづらいですよね。業務内容的に被ってますし。

 

 

 

 

わかりやすいところでは「管轄区域」が違うんですね。海保は日本の領海及び200カイリの排他的経済水域を越えた公海でも活動できますが、水上警察は日本の領海内である12カイリまで。実際は湾内等での活動とのこと。

 

 

 

 

また当たり前ですが所管が違います。水上警察は各県警本部の所属なので、法務省管轄。海保は国土交通省の外局ですが、「捜査権」と「逮捕権」の両方持っているんですよ!

 

 

 

 

ある程度のすみ分けはあるようですが、連携プレーでしっかりと海の安全が守られているのです。

 

 

 

 

そーいえば、東京マラソンでも海保は「テロ対策」ということでの海上警備をしていました!

 

 

  

 

f:id:bigstrategy:20161025134621j:plain

 ▲電光掲示板付き巡視艇!

 

 

 

 

ワタクシ、目の前でSUPで浮かんでいましたが、「テロリスト容疑」で声は掛けられませんでしたのであしからず。

 

 

 

 

【番外編】「守る」を造る人

f:id:bigstrategy:20161026102156j:plain

 

 

 

 

大正2年創業、100年以上の歴史がある隅田川造船は、高速艇一筋、官公庁の船艇も軒並み建造しています!

 

 

 

 

SUPを漕いでいると「守る」を「造っている人」にまで出会えちゃうんですよ~。

 

 

 

 

ふと覗いて見ると・・・造ってますね~!消防艇!

 

 

 

 

f:id:bigstrategy:20161025181156j:plain

 

 

 

 

コレ、完成したとこ見たくないですか?

 

 

 

 

しょーがねーな~ということで、

 

 

 

 

ドーン!

 

 

 

 

f:id:bigstrategy:20161025183232j:plain

 ▲まさに造ってた船が完成!

 

 

 

 

ガラスは青色ビニールで覆われ、正真正銘、出来立てホヤホヤ。

 

 

 

 

もう一隻、ありまっせ~!

 

 

 

 

f:id:bigstrategy:20161025173921j:plain

 

 

 

 

さらに・・・

 

 

 

 

ドドーン!!

 

 

 

 

f:id:bigstrategy:20161025174018j:plain

 

 

 

 

建造中の海保の巡視艇まで。

 

 

 

 

ということで、「海を守る」皆様に改めて感謝!!

 

 

 

 

くれぐれもお世話にならないように気をつけたいと思います(笑)

 

 

 

 

f:id:bigstrategy:20161025175141j:plain

 ▲〆はまさかの海上自衛隊の艦艇(爆)

 

 

 

 

*1:2013年4月現在、横浜・大阪・神戸の3警察署のみ