こんにちは、Daiです。
名古屋の堀川でSUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)を行ったときにお世話になった名古屋工大の秀島栄三先生が、学会で東京にいらっしゃることに。
そこで、水辺荘のスガワラさんが「東京の水辺をご案内しよう!」と企画してくれた舟遊び「みづは」にお誘い頂きました!
「みづは」とは、セントラル東京の水路を巡る和モダンの素敵な小舟。
「水辺から江戸文化を伝えたい!」という想いで会社員を退職後、「みずは」をオーダーメイドで建造し観光船事業を起こされた佐藤夫妻。
過去にその記事を目にしていて、その行動力に尊敬の念を抱くと共に勝手に親しみを覚えていたんです。
SUP中に水の上でお見かけことは度々あったのですが、直接ご挨拶をさせて頂く機会はなく・・・
今回の企画、喜んで参加させてもらったのでした。
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東京のど真ん中にある「日本橋船着場」。日本橋が架橋100周年を迎えた2011年4月に橋のたもとに設置されたそう。
そして晴れて、オーナーの佐藤夫妻にご挨拶させて頂くことができました!
オープンエアーのデッキと室内空間のそれぞれに定員分のゆったりとしたスペースを備える「みづは」。天候に左右されがちな野外クルーズを快適に過ごしてもらいたい、という心配りを感じます。
今回は、日本橋川~神田川~墨田川~亀島川と4つの川を巡り、セントラル東京をぐるりと回遊する90分のコース。
© 舟遊び みづは
皆で乗り込み、いざ、日本橋を出発します!
正直に言うと、私自身、このコースをSUPで何度か漕いでおり「景色として」の感激はそれほどないかな~とは思っていました。
がしかし、良い意味で裏切られます!
例えば、「イェ〜イ!」なんつってノー天気にパドルを漕いでいた「日本橋」。
ガイドである美穂さんから「関東大震災の時に燃えた舟が引っ掛かってしまった傷跡を、あえて残してあるんです。」という解説が。
ホントだ~!
といった具合に、目の前の景色に「深み」を彩ってくれるんです。
江戸城外堀の石垣跡には、当時各地の大名が持ち寄ったことを示す刻印がある!とか。
架かる橋、ひとつひとつにある名前の由来やストーリー。
特も印象的だったのは、水道橋駅近くにある中央線最古の鉄橋。
まだ日本に製鉄技術が無かった時代のもので「貴重な鉄橋」として移設されたものらしい。ドイツ製だったかな。。。
景色を楽しみながら、歴史の深さに触れる。
さらに、日本全国の水辺の活動を知る水辺総研代表の岩本さんが、めちゃめちゃマニアックなネタを畳みかけてくれます(笑)
陸からだと見逃してしまう景観や、
水辺独特の景色を「つまみ」に、水辺談義に花が咲きます!
今回「みづは」にご一緒したのは、水辺の都市開発や地域計画、まちづくり分野の専門家で博士や修士を修了されたアカデミックなお歴々。
その場に「何故に俺!?」みたいな(笑)
そんな皆さんの知見と共に、長らく日陰の存在であった東京の水辺が、歴史や文化の痕跡が満載で魅力に溢れている!ということを「みづは」に改めて教えてもらったのでした。
また、SUPの上からお会いできることを楽しみにしています!
★舟遊び みづは
1人から乗合可能!希望や予算に合わせ、貸し切りでコースや宴会等の相談もできるとのこと。一味違った体験を得たい方には超おススメ!!