※文中一部、不快な表現が入っておりますのでご注意ください(笑)
こんにちは、Daiです。
突然ですが、「フジツボ」って貝の仲間ではなく、エビやカニの仲間って知ってました!?
しかも「雌雄同体」!全ての個体はメスでもありオスでもあるんです。そして交尾もするんだぜっ!生殖器は体長の8倍も伸び隣のフジツボへ(笑)。その比率は動物界一だそう。*1
さらに、大きいフジツボは食用にもなり、青森では良く食べられている珍味中の珍味!*2甲殻類だけにエビみたいな味とのこと。
ちなみに「フジツボが付着した岩場で足を切ってしまった男性が、一週間後、強烈な痛みを感じ、病院でレントゲンを撮ってもらうと、膝の皿にフジツボがぎっしりと繁殖していた。。。」という身の毛もよだつ都市伝説はデマです。
すげーな、フジツボ!ド肝を抜かれる逸話をたくさん持ってます!
そんなフジツボに覆われた新しいSUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)の出艇場所!
▲深川警察署のお墨付き!※口頭
こんな感じで出艇するわけです。
「よっ」
「こらっ」
「せっ!」
潮位は、日によって、時間によって変動します。この日の海面水位はベストなタイミングでしたが、潮位が下がるとそこには藻やフジツボ、貝が出現。
▲この藻のヌメりがあなどれない
▲これが本当にムズガユくなるのだ
フジツボ護身用に「マリンシューズ」は必須。それでも藻の「ヌメり攻撃」に足をとられフジツボの「切りつけ攻撃」をくらうと、なかなかの流血騒ぎとなります。
ココはホームゲレンデの出艇場所!そんな流血騒ぎを無くし、皆で気持ちよくSUPを楽しめるよう「フジツボバスターズ」を結成しました!
「MY ケルヒャー(高圧洗浄機)をぶっ放してやるぜ!」と意気込みを見せつつ「って、電源が取れないやん!」と自らツッコミ。
となれば、アナログな武器で勝負するしかありません!フジツボは触れただけでも切られるのでまずは「手袋」。そしてフジツボをザクザク落とすべく「お好み焼きのコテ」。さらに、コテの柄を叩く為の「ハンマー」も調達。
試しにそぎ落としてみると。。。
「フジツボ、硬っ!!」
コテで一応削り取れるも、アロンアルファばりの接着力はなかなかの強敵。「コテでセコセコ削ってる場合ではないな。。。」と気づいたので、ハンマーで直接ぶっ叩くことに。
フジツボってああ見えて、ぶっ叩くと「グチャ!」ってなるんです。
「グチャ」「グチャ」※画像は自主規制
「きもち悪っ!」と叫びながら、ぶっ叩き続けます。
「ゴリッ」「グチャ」※画像は自主規制
ちょいちょい、叩いたフジツボのカスが顔面に。うげ~!
「グチョ!」※画像は自主規制
例えるならば、「硬いエイリアンの卵をぶっ叩いてる」ような感じ。。。
「ベチャ!」※画像は自主規制
ホラー映画の殺人鬼よろしく、無言で叩き続けます。
「ひでぶっ!」
決して気持ちの良い作業ではないものの、徐々にキレイになる様子が段々とモチベーションに(笑)
SUP仲間のイトさんと2人でゴリゴリ叩き続けることおよそ20分。
じゃじゃじゃじゃ~ん!
▲このフジツボ痕が生々しい。。。
なかなか、良い感じにキレイになりましたっ!
全てをキレイにするのはそれなりに時間がかかりそうなのですが、これからしばらく気長に取り組むつもり!
今後も「フジツボバスターズ」の活躍に、乞うご期待!
▲缶やペットボトルのゴミももちろん掃除!
※水位は、日によって時間によって大きく変動します。我々は潮位のタイミングを見計らって出艇、着艇していますが、水位は常に一定の状態ではありません。
【フジツボのお宝映像】
▲あなたの知らないフジツボの生態が!交尾映像あり(笑)