SUP(スタンドアップパドルボード、通称サップ)に乗って芝浦を出発。レインボーブリッジの壮観に興奮した後、京浜運河を南下。天王洲アイルのランドマークである水辺のレストラン「T.Y.HARBER」に到着しました。
天王洲の再開発の流れを受け、1997年4月に倉庫を改造してオープンしたという「T.W.HARBER」。『醸造所を併設したブルワリーレストラン』というコンセプトは、20年経った今なお色褪せていません。
「あぁ、十数年ぶりに行きたいな。。。」
そんなこと思っていると、知人から画像と共にメッセンジャーが着信。
きっと、自宅マンション前の運河に突如現れたゲリラSUP軍団を見て「天王洲にもヘンなヤツがおる!」と思わず私に教えてくれたんだと思うんです。
「今、天王洲ですか?(笑)」
「です!です!」
「マジすか!!」
みたいな(笑)
「まさかの本人」にビビッてくれて、ちょっとウケました!
沿道のおばあちゃまにご挨拶をしながら、高浜運河を北上していきます。
オフィスビルの間をすり抜けるように運河を漕ぐ感覚。豊洲や江東区の内陸部とはまた違った運河からの景色の広がりにホント興奮!
このあたりは運河の幅も30m程度ということもあり、水面が非常に安定しています。沿道は緑化され散歩やくつろいでいる方も多く、非常に気持ちの良い水辺。
ここで遊ばないなんて本当にもったいない!!!
水鳥も遊んでるのに(苦笑)
多くの方はご存知ないと思いますが、豊洲地区に先駆け、芝浦地区、天王洲地区にも東京都港湾局が旗をふる「運河ルネサンス協議会」という組織があるんです。
そこでは、観光振興や新たな運河利用の発掘など、地元民がリードする形での水辺の魅力向上施策が期待されています。
要は、行政も水辺の利用促進を願っているということなんですね!
豊洲地区では、協議会の皆さまが頑張って頂いてはいるものの、実際、年1回の「船カフェ」というイベントが開催*1されている程度。
他の地区では、協議会に係わる組織や団体が広がることによって意見調整が難航したり、浮桟橋等の施設の利用頻度の低下につながっているという課題*2もあるらしく。。。
であれば、行政や協議会に任せきりではなく、水辺に興味のある人達で「運河ルネサンス勝手連」をやってしまってもいいんじゃね?なんて(笑)
そのココロは、地元の水辺での遊びを「特別なイベント」ではなく「日常」のものとして楽しんじゃおう!ということ。
それを誰かに「お膳立て」してもらうのを待つのではなく、仲間と共に「品の良い」ゲリラ活動をする!ということに価値があると私は思っています。
その試行錯誤のプロセスを楽しみながら・・・
まぁ、世の中の多くの人達はそんなことやってる暇はないと思いますし(苦笑)私も勝手に運河で遊んでいる分には正直今のままでも構わないのですが、そういう心意気を持ったオモロい大人達が増えるときっと楽しい世の中になるんじゃないかな~なんて。
水辺に住む住人として、地元の皆さんや子ども達にもこの「新しい世界」の魅力を知ってもらえるよう、「品の良い」ゲリラ活動を続けていこうと思います!